「最近、体がだるい」「階段で息が切れやすい」……。
そんな症状を感じたとき、多くの方は「疲れかな」あるいは「体力不足、運動不足かな」と考えるのではないでしょうか。
それ、貧血の症状かもしれません。
貧血の中で最も多い「鉄欠乏性貧血」は、体内の鉄分が不足することで起こります。生理に伴う出血や食事からの摂取不足が原因となることが多いのですが、特に成人男性や閉経後の女性に現れると、胃腸からの重大なサインが隠されていることが少なくありません。実は消化管のどこかで「じわじわと出血が続いている」ことが原因であるケースが非常に多いのです。
例えば、胃潰瘍や十二指腸潰瘍といった病気だけでなく、初期の胃がんや大腸がんも、自覚症状のない微量な出血を伴いながら進行することがあります。「お腹が痛くないから大丈夫」と思っていても、体は貧血という形で異変を知らせてくれているのです。
こうしたリスクを見逃さないために大切なのが、内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)です。検査によって出血の有無や原因を正しく特定し、早期に適切な治療を行うことが、健康を守る一番の近道となります。
「たかが貧血」と放置せず、健康診断で数値を指摘された際や、ふらつきを感じるときは、ぜひ一度胃腸の健康を確認してみてください。毎日を元気に過ごすための第一歩です。
当院の大腸カメラは電話予約制です。
※WEB予約は行っていません
※木曜・土曜を除く14時からのご案内となります。
あらかじめご了承ください。
お電話で、「大腸カメラ希望」とお伝えください。
あさひかわ末広内科・内視鏡クリニック
院長 佐藤
掲載(2026年6月)

