大腸ポリープ:がんの芽を早めに摘む予防の重要性

大腸ポリープとは、大腸の粘膜表面がいぼ状に盛り上がった病変の総称です。遺伝や加齢のほか、高脂質・低食物繊維の食事、過度の飲酒、喫煙、運動不足といった生活習慣が主な原因とされています。

ポリープにはさまざまな種類があり、なかでも腫瘍性ポリープである「腺腫(せんしゅ)」は放置して大きくなると一部ががん化するリスクがあり要注意です。大腸がんの多くはこの腺腫を経由して発生するため、腺腫は、まさに「がんの芽」といえます。そのため、大腸がんを予防するうえで、ポリープの早期発見と内視鏡を使って切除することが大腸がんの予防につながりとても重要です。

大腸ポリープの多くはほとんど症状がありませんので、検診などで偶然発見されることも少なくありません。がんやポリープからの出血は常に起こっているとは限らず、検査のタイミングによって血液を検出できないことがあるため、便潜血検査が「陰性」だからといっても、大腸ポリープがないとは言い切れません。

一度ポリープが見つかった人は、再びポリープができることがあるため、定期的に検査を受けることが重要です。

「症状がないから大丈夫」と考えず、定期的な検査で大腸の状態を確認することが、将来の大腸がんを防ぐ第一歩になるのです。

↑大腸カメラは事前説明と前処置が必要なため
必ずお電話でご予約をお願いします。

あさひかわ末広内科・内視鏡クリニック
院長 佐藤

掲載(2026年9月)